
「古賀志山」は、宇都宮市の北西郊外にある低山です。
最も高い古賀志山(標高582.8m)のほか、御岳(標高546m)、赤岩岳(標高535m)が一体の山塊を成して見えるため、これらをまとめて「古賀志山」と呼んでいます。
辺り一体は岩山が多く、切り立った岩場もあり、その山容はゴジラの背中を思わせるものがあります。
また「古賀志山」はロッククライミングのゲレンデとしても知られています。
古賀志山頂付近の東稜見晴台や御岳からの眺めはすばらしく、秋から冬にかけては富士山を見ることも出来ます。

春にはヤシオツツジが山を彩ります。
「古賀志山」には複数の登山路が設けられていますが、森林公園側のコースがおすすめ。
森林公園側から出発する2つのコース(北登山道コース・南登山道コース)は、広い森林公園駐車場があり、山頂への各分岐路には案内板が設置されています。

赤川ダムの北側を通り抜けると北登山口があります。
途中に冷たさが心地よい水場や休憩所が適所に整備されている森林の中を1〜2時間程歩きます。
少し急な登り坂の冨士見峠付近から関東平野を一望できる東陵見晴台への分岐を経て山頂に到着します。

管理センターから続く遊歩道の途中に南登山口に向かう分岐があります。
林の中の尾根道を抜けサイクリングコースに出たら、林道に入り20分程歩くと南登山口があります。
登山道の途中は丸太階段になっています。
御岳との分岐の古賀志山の峰までは1時間程度。山頂には1〜2時間かかります。
森林公園を起点に「北登山道コース」から古賀志山頂、御岳を経て「南登山道コース」を下る周遊コースを紹介します。

マップ(登山コース)のダウンロードは
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